27 週間少年ジャンプ


脇道堂書店 〜わたしの一冊〜編集者/柏子見

脇道堂書店_横長タイトル

そもそも、僕は本を読むことが苦手です。
嫌いということではなく苦手なのです。

例えば、自分の知らない物、知らない情景、知らない言葉なんかが出てくると、それが理解できるまで読むのを中断してしまい、読了までとても時間がかかってしまうのです。

読みたい本はたまにあるのですが、そういう事情もあってなかなか読み始めることができません。
ただ、僕を形成したものは紛れもなく本ではあるのですが、その本を構成するものは文字ではなく絵が大部分を占めるものでした。

僕の実家は愛知の尾張にあるのですが、子供の頃は喫茶店の文化が盛んで自営業だった事もありよく利用していました。

仕事の休憩時間になると親の仕事場へ向かい喫茶店へついていくのですが、ココアが飲みたかったわけではなく、目的はそう「漫画」でした。

どの店にも数週間分の漫画雑誌が置いてあり「ジャンプ」「マガジン」「サンデー」「チャンピオン」など無我夢中で読み漁りました。

思春期になるまで数年は通っていたと思いますが、クリエイティブを刺激されたのは間違いありませんし、僕がこの業界にいるのも、この原体験があるからこそだと思っています。

どの作品かを選ぶのはとても悩みますが、あえて選ぶとするならば「週間少年ジャンプ」かなあと思います。

2018.1.24
三輪英二

公開日/2018年01月24日



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