vol.18 石川江美は「定義の味方」である


代表のひとりごと編集者/柏子見

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石川江美、通称「エミリーねえさん」

年上からも何故か「ねえさん」呼ばわりされるベテラン・Gデザイナー。
しかも漢字で書くと「姐さん」
そう、エミリーは姐御肌なのだ。

エミリーは先に紹介した小倉や牧村とは、昔、同じ会社にいた事がある。
小倉に至っては、3社続けて同じ会社で、小倉の転職する会社を追いかける様に入社している。
巷では愛人かストーカーではないかと噂されたほどだ…(笑)

そんな前の会社でのエピソードが、エミリーのキャラクターを如実に物語っている。

ある日会社のビルの下で、ドイツ製の外車に乗ったオジさんが、歩道に乗り上げて路上駐車しようとして、邪魔な自転車を蹴散らしていた。
それを上から見たエミリーが、そのオジさんに怒鳴り散らしたらしい。

ドイツ製の高級車といえば、色んな方が乗っていらっしゃるので、おいそれと喧嘩を売るのは、いかがなものかと思うのは気弱な男の発想で、エミリーは曲がった事をする奴らには相手構わず突進していくのだ。

結局、口論程度で終わり、大事には至らなかったのだが、横で見ていた小倉は、ハラハラし通しだったらしい。
もしそのオジさんが事務所に怒鳴り込んで来たら、たぶん殴られるのは小倉だったろう……愛人だし(笑)

つまりエミリーは正義感が強いのだ。

それはデザインにも現れていて、正攻法が基本。
曲がった事は嫌いで、理路整然とレイアウトを組み立てる。
奇をてらわず、実直に仕事をこなし、信頼を積み重ねていく。

そう、正義を定規に持ち替えた、エミリーは「定義のデザイナー」なのだ。

2018年1月

公開日/2018年01月12日



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